スクーンカップ(生理カップ)で定期的にチェック。生理は体のバロメーター。
スクーンカップを使っていて気づいた事があります。 それは、たまに経血がドロドロとして濃い時があること。
たいていの場合サラリとしているのですが、ストレスがたまっていたり、運動不足だったり、体が冷えたりしていると経血が濃く、ドロドロとしてしまうようです。レバー状のものが出てくる場合もあります。
これは、東洋医学では瘀血(おけつ)という症状のようで、血液の循環が悪くなると起こる症状なんですって。
そういうときは、適度な運動を心がけたり、食事に気をつけたり、体を暖めたり、なるべくストレスをためないように心のケアをしたり、自分の心と体を優しく労ります。
(1)運動
毎日少なくとも30分は体を動かすことです。ジムへ行ったりジョギングできないときは、早足で歩く、床の拭き掃除をするなど、どんなことでもかまいません。体が温まるくらいの運動で十分効果があります。
(2)食事
食事に大切なのは野菜の摂取量。緑黄色野菜や淡色野菜を取り混ぜて、1日5カップの量を摂取することが目安です。ナッツ類や、ベリーなどの甘みの少ない果物、食物繊維の多いホールグレイン(白いご飯はここには含まれません)もしっかり食べるようにします。
(3)体を温める
32度程度のお湯で半身浴をすることが、体を温める最も手っ取り早い方法です。就寝前に、30分を目安にしてください。
経血の状態がわかるのもスクーンカップを使うからこそ。 ケミカルナプキンやタンポンでは見過ごしてしまう血液の変化を、スクーンカップなら目で見て知ることが出来ます。
思えば、毎月ある生理のおかげで、自分の体の調子がわかるのは女性ならではの特権なのかもしれませんね。 生理は決して迷惑な物でも嫌なものでもなく、自分の体のバロメーターなのです。